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一人暮らしの大学生の食費事情

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2020年に実施された「第56回学生実態調査」によると一人暮らしの大学生の平均的な食費は、24,570円/月でした。
一日当たりに換算すると819円程度、一食当たり260円という計算になります。
一方で実家で生活している大学生の食費は10,670円/月で、一日当たり356円、一食当たりなんと119円程度。

この金額は平均のため、住んでいる地域によって異なりますが、これが学生のおおよその食費事情になります。

倹約家の学生のほとんどは自炊をしている

1日当たりの食費が819円程度と考えた場合、外食やお弁当だと1食でオーバーしてしいます。
そのため、一人暮らしの大学生のうち9割が三食の内、一食以上を自炊しています。
そのうち、朝食や夕食を自炊する割合が高く、約2割の大学生が三食とも自炊しているそうです。
倹約家の学生は親の仕送りの負担を減らすためにも、せっせと自炊を行い節約に励んでいます。

作り置きをする

作り置きや冷凍で食材を保管すれば食費を抑えやすくなります。
料理に慣れていないと時間がかかるなど面倒な部分はありますが、まずは簡単な料理から始めてみましょう。
また、スーパーでは定期的に安売りセールや割引セールが開催されているほか、特売品として普段より安く販売されている場合があります。
安売りや割引をうまく活用することで、普段より安く食品を仕入れることが可能です。

学食を利用する

安く外食ができるところを活用するのも食費を節約するためのポイントです。大学の学食は通常の飲食店より安くボリュームがあります。
また、大学周辺には、格安で食べられる食堂やチェーン店があるため、自炊ができない場合はそれらを利用して食費を節約しましょう。

食事つきの学生寮に入居する

自炊を負担に感じるなら食事が付いている学生寮がおすすめです。

佐賀大学(本庄キャンパス)生のための学生寮・下宿|学生寮ドットコム

写真のように栄養バランスを考えたメニューを提供しており、中には管理栄養士やプロの料理人が監修したメニューを用意しているところもあります。
自炊が苦手であったり、食事が偏りがちだったりする場合、毎日おいしく栄養のある食事がとれるのは大きな魅力です。食事の時間が決められているので、生活リズムを整えやすいというメリットもあります。学生寮であれば大体食事付きのところが多いので、食費を節約しながらも、栄養満点で温かいごはんが食べられるのでおすすめできます。

学生の食費事情

大学生もまだまだ育ち盛りで、お腹が減るものです。しかし都心部で少しでも外食をすればすぐに1,000円くらいは飛んでいってしまいます。

食費がか嵩むことは学生にとってかなりの死活問題にまで発展しかねません。できるだけ食費を抑えながら、しっかりと食事を摂ることが求められるのです。

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