梅田

住みたい街ランキングの関西版1位!大阪・梅田の魅力とは

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大手不動産サイトの調査によると、住みたい街ランキング2022年の首都圏版の1位は横浜でした。実はこのランキング、関西でも調査が行われていて、1位が大阪・梅田というのをご存じでしょうか?
梅田は、これまで関西版の首位だった兵庫の「西宮北口」を抜いて、見事はじめて1位を獲得しています。
大都会のイメージがある大阪・梅田は、住むのに適していないんじゃないか?と考えそうなものですが、なぜ最近になって人気を集めているのでしょうか。
そこで今回は、関西版「住みたい街」1位の大阪・梅田の魅力にせまってみたいと思います。
梅田に住むなら押さえておきたいポイントや梅田でおすすめのスポットまで紹介していくので、大阪への移住を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

梅田の特徴

大阪府北区、通称「キタ」に位置する梅田。梅田駅と大阪駅周辺の繁華街をあわせて「梅田」と呼ぶことが多く、周辺はオフィスビルや商業施設を中心に超高層ビルが屹立しています。
大阪はもちろん、西日本経済の中心とも言える日本屈指のビジネス街です。
ただ、関東で言う「東京駅」のように大都市圏にある梅田ですが、1駅離れると住宅街があり、家賃相場もそれほど高くはありません。周辺駅はどこも梅田から徒歩10分ほどの距離にあり、商業地の中心でありながら、住むところとしても人気があるのです。
さらに梅田駅周辺はタワーマンションの供給も活発で、隣の北区や福島区などは、人口増加が続いています。
大都市のすぐ近くに居住に適した環境があるのは、関西ならではの現象とも言えるでしょう。

梅田が人気になった理由

梅田が住みたい街として人気になった理由のひとつに、「うめきた」の開発が挙げられます。
JR大阪駅の北側で行われている大規模な再開発で、貨物専用の物流拠点だった土地を移転後に活用する計画からはじまったものです。
第1期には「グランフロント大阪」が開発され、現在の開発は第2期となっています。
うめきた2期では、「緑とイノベーションの融合拠点を目指す」をコンセプトにまちづくりがスタート。飲食店や売店、ミュージアムが軒を連ねる予定のほか、体験学習施設や休憩所、イベント広場や屋根付きの野外劇場なども建設予定で、大規模な都市公園に生まれ変わる予定です。
また、うめきたエリアでは、2023年に新駅「北梅田駅」が開通されます。今後、新しい街並みが生まれることからも、住む場所としての期待が高まってきているようです。

梅田の交通事情

JRや地下鉄網が充実する関西の主要駅なので、交通の利便性は抜群です。JR大阪駅、阪急梅田駅、阪神梅田駅の3駅があわさった大きな駅となっており、構内で繋がっています。駅間の移動がラクですし、新大阪駅までも乗り換えなしの6分で行けるので新幹線で各方面へ移動したい際にも便利でしょう。
また、梅田駅は路線バスが運航しているほか、高速バスや夜行バスのターミナルも近くにあります。バスを利用して移動する人にとっても利便性は高いと言えます。

梅田の治安は?

商業施設や飲食店、オフィスビルの多い街なので、夜まで街灯が明るくにぎやかです。駅の近くは暗いところも少ないため、夜1人で歩いていても危険な目に遭うことはありません。
また、駅周辺には警察署や交番があり、頻繁にパトロールも行われていますので、特に治安が悪いと感じることはないでしょう。

ただし、繁華街の中や居酒屋の周辺はあまり治安が良くないので、女性が住むには適していません。時には酔っ払いに絡まれてしまう可能性もあります。
梅田に住もうと考えているなら、繁華街から少し離れた落ち着いたエリアを選ぶようにしましょう。

梅田の家賃相場

ワンルームで1人暮らしをする場合、梅田駅周辺の賃貸マンションの相場は8万円、梅田の賃料の全体の平均は6.7万円となっています。大都市圏にしてはそこまで高くない相場と言えるでしょう。御堂筋線沿いで、梅田より1駅離れた中津や西中島南方になると、さらに相場は安くなります。梅田の近隣へ引っ越しを考えているなら、周辺エリアの賃料もチェックしてみると良いかもしれません。

梅田の生活環境

梅田駅周辺には飲食店やアパレル店、家電製品のほか、日用品や生活雑貨を売っている大型商業ビルが多数あります。生活していく上で物が不足することはないでしょう。ただ、休日の人出の多いときなどは、並ばないと飲食店に入れないことも多いです。また、梅田駅の近くにはスーパーマーケットがなく、食料品を買う際にはコンビニやデパ地下がメインとなります。自炊をしても食費が高くついてしまう可能性があるでしょう。また、食事はほとんど外食で済ませるという場合にも、思った以上に時間がかかるかもしれません。

梅田のおすすめスポットまとめ

ここからは、梅田駅周辺のおすすめスポットを紹介していきます。休日に出かけたい場所をチェックするのにぜひお役立てください。

グランフロント大阪

約7万平方メートルという広大な敷地に、「うめきた広場」「南館」「北館」「オーナーズタワー」の4ブロックで構成されたビルが並ぶ、国内最大級の複合施設です。
テラスや広場では、ミュージシャンたちが演奏を披露する「MUSIC BUSKER IN UMEKITA」やアーティストの作品が展示される「ART SCRAMBLE」など、訪れる度に違った光景を楽しめるので、お散歩コースとしても最適です。
敷地内から梅田エリアを巡回するバスに乗ることもでき、手軽に梅田観光を楽しめます。

阪神梅田本店

女性用ファッションや装飾品を中心に、ライフスタイルを彩るさまざまなブランドが集う百貨店。催事場では展示会や各種イベントも催されていて、連日多くの人で賑わっているスポットです。
総菜やスイーツ、生鮮品などの食品コーナーも充実。レストランやカフェも多く、移動やショッピングの合間にひと息つきたい方々にも人気です。

阪急うめだ本店

地元では「うめはん」とも呼ばれることもある、梅田を代表する百貨店のひとつです。地上階はファッションやインテリア、生活用品などが販売されており、幅広い年齢層に人気があります。
地下1~2Fは食品エリアとなっていて、和洋菓子やパン、総菜など、デパ地下グルメを堪能できるスポットとしても有名です。

ヨドバシ梅田

梅田駅に隣接する複合施設です。「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」をはじめ、家電からファッション、レストランまで、さまざまなジャンルの店舗が集結しています。
高層階は阪急阪神ホテルズで構成されており、地元から観光客まで多くの人が賑わうスポット。
隣接する「LINKS UMEDA」には各国の料理を味わえるレストラン街もあり、ショッピング目的でない層にも人気です。

大丸梅田店

大阪ステーションシティのサウスゲートビルディング内にある、梅田地区を代表する百貨店のひとつです。海外の高級ブランドをはじめ、国内外のアパレルやコスメなどのショッピングが集まっています。15Fはミュージアムとなっており、期間限定のイベントや展示会が催されているので、ショッピングやグルメ以外にも訪れる度に見どころがあります。

ルクア大阪

大阪駅直結の大型商業施設です。グルメやショッピングを楽しめる店舗が約500店集まっていて、常に多くの人で賑わっています。出店するアパレルブランドには日本初や関西発のブランドも多く、男女共用のブランドが多く入っているので性別を問わず利用できるでしょう。
地下2Fには、人気のたこ焼き店やお好み焼き店が集結する大阪ならではのエリアも。ランチからディナータイムまで、いつでも本場のグルメを味わえます。

HEP NAVIO・HEP FIVE

HEP NAVIOは、地下1~5Fはメンズファッション、地下2Fと6~7Fはレストランフロアで構成されており、上階には映画館やライブホールなども併設されている複合施設です。屋上には市内を一望できる観覧車があり、若者からファミリー層まで多くの人が訪れます。
HEP FIVEは、若い女性向けのファッションを中心に、雑貨やグルメなどが集結。梅田の地下街とつながっており、天候の悪い日も濡れずにアクセスできます。

梅田スカイビル

地上40階建ての連結高層建築と特徴的なデザインで、梅田のランドマーク的な存在としても注目される梅田スカイビル。イギリスで、「スリルに満ちた高層ビル」として「世界の建築トップ20」に選出されたこともある、屋上庭園と展望台が備わった超高層ビルです。
最上部の空中庭園展望台からは、大阪の街を一望することができます。

ほたるまち

地下鉄四ツ橋線「西梅田駅」から徒歩11分、大阪駅からは徒歩13分のところに位置する、「水都・大阪」再生をテーマに再開発された複合施設です。朝日放送の新社屋や多目的ホール、カフェやレストランなどが入っています。堂島川に向かって造られているのが特徴的で、水辺の景観を楽しめるようになっています。

国立国際美術館

梅田駅から徒歩20分の場所にある国立国際美術館は、国内外の現代美術を中心とした作品が展示されている美術館です。1970年の万博時の万国博美術館が活用されたもので、ピカソやセザンヌなどの現代美術館のコレクションを目にすることができます。
一部は入場無料となっているので、休日の散歩コースとしてもぴったり。美術品だけでなく、アルゼンチンの有名建築家、シーザー・ペリ氏が設計した特徴的な外観も見どころです。

大阪市立科学館

梅田駅から徒歩17分ほどの距離にある、宇宙とエネルギーをテーマにした科学博物館です。
科学館のある中ノ島は、日本で初めて天体電波観測が行われた地と言われる宇宙にゆかりのある地。館内では、世界最大級の大きさ・高輝度LEDが使用された特注の投影機「インフィニウムΣ-OSAKA」によるプラネタリウムショーを楽しむことができます。
そのほか、博物館員によるライブサイエンスショーが毎日催されています。いつでも物理学や化学の楽しさにふれられる、親子で楽しめるスポットです。