水色の消臭剤

たまってしまった保冷剤から作る消臭剤とは?

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溜まった保冷剤は、消臭剤に変身させよう!

お魚や肉、ケーキなど低温のまま持ち帰りたい食品を買うと、保冷剤をつけてくれますね。
この保冷剤、知らないうちに冷凍庫にたまっている……というケースも多いのではないでしょうか。

この保冷剤を使って、消臭剤が作ってみませんか。
無臭の消臭剤や香りをプラスしたもの、色をつけたり飾り付けをしたものまで、自分好みの消臭剤が手作りできます。

ジェルタイプの保冷剤はほとんどが水で、残りが高吸水性ポリマーでできています。
この高吸水性ポリマーが、弾力のあるゼリー状のテクスチュアを作っているのです。
そしてこの成分は、表面がデコボコしており、このでこぼした部分が匂いを吸着して消臭効果があるため、消臭剤にも使われています。
このため、保冷剤から消臭剤をつくることが可能なのです。

保冷剤から消臭剤を作る方法

それでは、保冷剤から消臭剤を作る方法をみていきましょう。

まず用意するものですが、凍らせるとカチカチに硬くなるジェル状の保冷剤、保冷剤を入れる容器、エッセンシャルオイル、割り箸が必要です。
デコレーションをするなら、好みでビー玉や貝殻などのデコレーション素材や、着色料も用意しましょう。

保冷剤を入れる容器は、インテリアに合わせてガラス瓶やアクリルボックス、グラスなどお好みのものを選んでください。

凍らせても固くならない保冷剤には、水と高吸水性ポリマー以外に、毒性のある成分が含まれているので、誤飲すると危険です。
凍らせても固くならない保冷剤は使わないようにしてくださいね。

では作り方をみていきましょう。
まず、保冷剤を室温にもどしてジェル状にします。

保冷剤の端をハサミで切って、容器に中身を移します。

ここに好みのエッセンシャルオイルを2滴程度入れて、割り箸でかき混ぜます。
着色するなら、着色料も加えてかき混ぜてください。

香りは、エッセンシャルオイルでなくても、食用のバニラエッセンスやお気に入りの香水を使ってもOKですよ!
デコレーションする場合は、好みの小物で飾り付けましょう。

エッセンシャルオイルの香りは、消臭剤を置く場所によって変えるのもいいですね。
玄関なら、さわやかなペパーミントやユーカリなんていかがでしょうか。
帰宅したときに、爽やかな香りが出迎えてくれます。

寝室なら快適な眠りへと導いてくれる、ラベンダーやカモミール、ベルガモットなどがおすすめです。
気分をリラックスさせる効果のある香りを選びましょう。

トイレに置くなら、ペパーミントやレモンといった爽やか系の香りが清潔感があっていいですね。

勉強部屋に置く場合は、週注力を高めてくれるローズマリー・シネオール、レモン、レモングラス、ユーカリなどがおすすめです。
作業に集中しやすくなるようなスッキリとした香りを置いて、リフレッシュしましょう!

余っている保冷剤があれば、試してみてはいかがでしょうか。
高吸水性ポリマーは人体にほとんど害がないとされていますが、誤飲リスクがまったくないとはいえません。
小さいお子さんやペットを室内外しているご家庭には、あまりおすすめできません。