ベッドルーム

夫婦の寝室メリット・デメリット

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仲の良い夫婦なら寝室は、夫婦同室なのが当然でしょう。しかし何らかの原因で寝室が別な方が夫婦生活が良くいくこともあります。今回は夫婦の寝室が同室であるメリット・デメリットについて見ていきましょう。また、夫婦の寝室で2人でも快適に過ごせるコツを紹介します。

日本における夫婦の寝室事情

日本では部屋数の関係から夫婦同室が多いようです。寝具はそれぞれシングルベッドを使っている夫婦が多く、部屋の広さや間取りから寝具を選んでいます。
一方別室にする理由は、「勤務時間の違いによる寝起き時間の違い」「いびきがうるさい」といった理由があがりました。

夫婦の寝室のメリット

夫婦の信頼感がアップ

同室のメリットは何といっても夫婦2人きりでコミュニケーションが取れることにあります。子どもがいる前だとどうしても話せないことも遠慮なく話せることで、夫婦の信頼関係を築くうえで大事なことです。また、お互いがくっついて寝ることで、幸福を感じるホルモン「オキシトシン*」が増加されます。一緒に寝ることは信頼感だけではなく、安心して眠れる環境を確保できるというわけです。

パートナーの不調を発見しやすい

日ごろから一緒に寝ているのに、呼吸やイビキから異変に気づきやすくなります。うなされていたら、職場で強いストレスを感じていると察することもできるのです。

セックスレスになりにくい

スキンシップは欠かせないものですが、別室で寝ると気軽に触れ合うケースが減ってしまいます。夜の営みがない夫婦にはあえて同室で寝ることで回避しやすくなるでしょう。
男性側に「ED*」の悩みがあるなら、医療機関へ相談を。ED治療薬を服用することで改善されます。ただし、ネット通販で購入しないようにしてください。偽物も多く出回っていますので大変危険です。

夫婦の寝室のデメリット

睡眠を邪魔されやすい

いびきやトイレなど、音や振動により睡眠を邪魔されやすいデメリットがあります。とくに年を取ると眠りが浅くなるため、パートナーに起こされてしまい眠れないという状況が増えるそうです。寝不足が原因でケンカになってしまいます。

夫婦で体感温度が違うので寝苦しい

エアコン設定の違いによる不満があります。なかでも男性は暑がり、女性は冷え性というケースが多く、とくに夏場はエアコンが原因でケンカになりやすいようです。一方に合わせても体調を崩す恐れがある難しい問題です。

夫婦同室で快適に眠るコツ

就寝時間がずれる場合は、アイマスクや耳栓を使うとパートナーが出す音や光に対して防げます。また、寝返りが気になるなら「ハリウッドツイン*」にすると気にならなくなるでしょう。どちらかの帰りが遅くなった場合は、あえて別室で寝るといった配慮をしてあげること。
お互いでマッサージをするといったスキンシップを取り合うのもいいでしょう。